2023年10月14日土曜日

HIV/AIDSを正しく認識しょう-11.迅速抗原抗体検査ダイナスクリーン・HIV Comboの判定(陽性事例)-

検体滴下20分後にコントロールラインと抗原判定ライン及び抗体判定ラインを肉眼で観察し、赤色ラインの有無を確認して判定する。


1.陽性・・・抗原及び抗体判定窓及びコントロール判定窓の両方に赤色ラインが現れた場合。



C・・・コントロールライン(上段)

AG・・・抗原ライン(中段)

AB・・・抗体ライン(下段)


(1)HIV-1のp24抗原陽性・・・Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められ、AGの抗原判定窓に赤色ラインが認めら、ABの抗体判定窓に赤色ラインが認められない。





(2)HIV抗体陽性・・・Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められ、ABのHIV抗体判定窓に赤色のラインが認められ、AGの抗原判定窓に赤色ラインが認めらない。



(3)HIV-1抗原とHIV抗体が共に陽性・・・Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められ、AGの抗原判定窓とABのHIV抗体判定窓の両方に赤色のラインが認められる。



 

2023年10月12日木曜日

HIV/AIDSを正しく認識しょう-10.HIV検査を受ける際の注意点-その2.迅速抗原抗体検査-

 【迅速抗原抗体検査とは】


イムノクロマトグラフ法を用いて、血清、血漿及び全血中のHIV-1の抗原であるp24及びHIV-1とHIV-2抗体の検出をおこなう第四世代(抗原+抗体)のHIVスクリーニング検査試薬です。


【迅速抗原抗体検査の種類】


日本国内では、エスプラインHIV Ag/Abとダイナスクリーン・HIV Comboの2キットが厚生労働省から認可受け使用されています。


【検査の特徴】


血清、血漿は検体滴下の1ステップ、全血は検体滴下1分後に全血展開液を滴下する2ステップ、と操作が容易であり、短時間(20分~40分)で結果が得られます。


さらに、イムノクロマトグラフ法でオート機器装置に匹敵するような高感度化を実現し、血液遠心分離機など検査設備が整っていない場所や状況においても、高感度なHIVスクリーニング検査を実施できるメリットがあります。


【検査の原理】


検体中にHIV抗体が存在していると、抗HIV抗体は、シート下部のセレニウムコロイド標識HIV抗原と反応し、抗HIV抗体-セレニウムコロイド標識HIV抗原の結合物を形成する。


この結合物はシート上を移動して、シート上部に固相化されたHIV抗原と結合し、固相化HIV抗原-抗HIV抗体-セレニウムコロイド標識HIV抗原のサンドイッチ型の結合物を形成する。


結果はシート上の判定窓に出現するセレニウムコロイド由来のライン(ダイナスクリーン・HIV Comboは赤色のライン・エスプラインHIV Ag/Abはブルーのライン)の有無により判定します。


【受ける時期】


HIV-1の抗原を検出するには、不安な行為から30~50日以内に受ける必要があります。


30日以前に受ければ感染していても抗原の量が少なく偽陰性となる可能性があります。


また、50日以降に受ければ感染していても抗原の量が少なくなっていることから偽陰性となる可能性があります。


HIV-1/-2の抗体は不安な行為から12週で受けないと信頼できる結果は得られません。


※HIV-2の抗原は検出することは出来ません※


【偽陰性反応】


どのような検査でも受ける時期が早すぎると、偽陰性反応は起きてしまいます。


HIV-1の抗原は不安な行為から30~50日以内にで受けることによって、偽陰性反応が起きることはありません。


HIV-1/-2の抗体は不安な行為から12週(84日)で受けることによって、偽陰性反応が起きることはありません。


【偽陽性反応の起きる原因】


判定を厳格にしすぎることから機械で行う抗原抗体検査に比べて、偽陽性反応が多く出現する傾向はどうしてもあります。


判定時間経過後のラインの出現を陽性と誤判定することがあります。


※判定時間は厳守する必要があります※


どのような時に起きるのかははっきり解明されていません。


HIVに感染していないのに毎回陽性となる人もいることも事実です。


【検体として利用する種類によって検査結果に差があるのか】


この検査は、全血・血漿・血清のいずれでも検査が可能です。


血漿・血清・全血を利用しての検査では、検出感度・特異度共に変わりがありません。


全血を使用すると赤血球の赤色の色調によって偽陽性反応の出現率が高くなる傾向が見られます。


2023年10月8日日曜日

HIV/AIDSを正しく認識しょう-9.リアルタイムPCR検査はHIV-2を検出できるのか?-

【リアルタイムPCR検査とは】


HIV1-RNA定量検査のことです。


PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種で、ウイルスの遺伝子の一部の核酸を取り出し、その核酸を倍々で増やして、増えた核酸を検出することで遺伝子の有無を確認する検査法です。


【リアルタイムPCR検査はどのようなときに使用するのか?】


1.HIV-1のスクリーニング検査


2.HIV-1の確認検査


3.HIVの治療における血液中のHIVの量


【検査を受ける時期】


不安な行為から11日以降鉄受けても信頼できる結果が得られます。


【偽陰性反応の出現は】


不安な行為から11日前に受けるとHIVに感染していてもHIVの量が少ないとニセの陰性(偽陰性反応)となります。


【偽陽性反応の出現は】


機械を使用して検査を行うため人的ミスが介在しないことから、ニセの陽性反応(偽陽性反応)の出現は極めて低いです。


しかし採血時や検査の際の血液の取り扱い時にクロスコンタミネーション(他の微生物やウイルスの混入)が起こるとニセの陽性反応(偽陽性反応)が起こることがあります。


現在のリアルタイムPCR検査については、、偽陽性反応も偽陰性反応の発生頻度は極めて低いです。


【リアルタイムPCR検査はHIV-2を検出できるのか?】


検出できません。


HIV-2の検査は不安な行為から12週以降にHIV-2の抗体検査を受けないとわかりません。


【リアルタイムPCR検査とNAT検査は同じものか?】


NAT検査とは核酸増幅検査(Nucleic acid Amplification Test)略称で、ウイルスの遺伝子の一部の核酸を取り出し、その核酸を倍々で増やして、増えた核酸を検出することで遺伝子の有無を確認する検査法です。


リアルタイムPCR検査とNAT検査は全く異なる検査で、NAT検査は献血で得られた血液のHIV-1/-2・HBC・HCV・HEVを調べる血液センター専用の検査で、医療機関や保健所で受けることは出来ません。


NAT検査はHIV-2を検出することは可能ですが、リアルタイムPCR検査は、HIV-2を検出できません。


【大切な追加の話】


一般的にリアルタイムPCR検査を含めて、NAT検査と総称していますが、NAT検査は血液センター専用の検査法で、リアルタイムPCR検査は医療機関と検査会社専用の検査法で全く別の検査法です。


NAT検査という呼び方が一般的なっていることから、便宜上HIVのPCR検査をNAT検査と呼んでいるだけです。

2023年10月6日金曜日

HIV/AIDSを正しく認識しょう-8.HIV検査を受ける際の注意点-その1.迅速抗体検査-

迅速抗体検査は、イムノクロマト法により検体( 血漿、血清又は全血) 中の抗HIV-1抗体及び抗HIV-2抗体を検出する試薬です。


【迅速抗体検査の種類】


ダイナスクリーンは、アリーア メディカル株式会社から販売されています。


日本国内では、厚生労働省の認可を受けたキットはこれ一つだけです。


※通販で販売されている迅速抗体検査キットは、製造元での認可は受けていても日本の厚生労働省の認可を受けていないので注意してください※


【検査の原理】


検体中にHIV抗体が存在していると、抗HIV抗体は、シート下部のセレニウムコロイド標識HIV抗原と反応し、抗HIV抗体-セレニウムコロイド標識HIV抗原の結合物を形成する。


この結合物はシート上を移動して、シート上部に固相化されたHIV抗原と結合し、固相化HIV抗原-抗HIV抗体-セレニウムコロイド標識HIV抗原のサンドイッチ型の結合物を形成する。


結果はシート上の判定窓に出現するセレニウムコロイド由来の赤色のラインの有無により判定します。


【受ける時期】


血液中に十分なHIV抗体が存在しないと、HIVに感染していても偽陰性反応を引き起こすことから、受ける時期が大切です。


受ける時期としては、不安な行為から12週(84日)で受ければ信頼できる結果が得られます。


【保健所では30~60日といっているが??!!】


HIVの感染していて検査で見つかるHIV抗体検査が血液中に産生されていれば、陽性となりますが、殆どの場合30日では血液中のHIVの抗体の量が少なくその結果偽陰性反応となってしまいますから、この時期検査を受けて陰性となっても感染していないとは言い切れません。


【不安な行為から30~60日で受けて陰性となったときの対処方法】


再度不安な行為から12週後に受けることです。


12週で受けて陰性であれば、HIVの感染はなかったことになります。


本当にHIVに感染していればこの時期に受ければ陽性となります。


※※真の陽性と判断するには確認検査で陽性となる必要があります※※


【保健所で30~60日で受ければよいというのは間違いか】


保健所で30~60日で受ければよいというのは間違いでもなく、間違っているとも言えません。


なぜならその理由は以下のとおりです。


・この時期受けて陽性となる人もいます。


・しかし感染していても陰性となる人の方が多いのも事実です。


・よくほとんどの人が見逃しているのは、不安な行為から30~60日で受けて陰性であっても再度3ケ月で受け直す必要があると言っています。


※※『再度3ケ月で受け直す必要がある』ことを見逃しているのです※※


早く検査を受けたい人のために30~60日でも検査を受けられると行っていると解釈しておくことです。


この時期に第3世代のHIV抗体検査を受けても、信頼できる結果は得られる確率は非常に低いということです。


【偽陰性反応】


どのような検査でも受ける時期が早すぎると、偽陰性反応は起きてしまいます。


不安な行為から12週(84日)で受けることによって、偽陰性反応が起きることはありません。


【偽陽性反応】


どのような検査でも偽陽性反応は起きます。


HIV抗体検査はHIVの感染している人を見つけるスクリーニング検査ですから、見逃さないように検出感度を非常に高くしていますから当然偽陽性反応は起きます。


これはスクリーニング検査の持つ宿命でどうしても無くすことは出来ません。


特にイムノクロマト法を利用した検査は、肉眼で判定することからどうしても判定者の主観に左右されてしまいます、その結果どうしても偽陽性反応の発現率が機械を使用した検査法に比べて高くなる傾向にあります。


【偽陽性反応の起きる原因】


判定を厳格にしすぎることから偽陽性反応が多く出現する傾向はどうしてもあります。


判定時間経過後のラインの出現を陽性と誤判定することがあります。


※判定時間は厳守する必要があります※


どのような時に起きるのかははっきり解明されていません。


HIVに感染していないのに毎回陽性となる人もいることも事実です。


【検体として利用する種類によって検査結果に差があるのか】


この検査は、全血・血漿・血清のいずれでも検査が可能です。


血漿・血清・全血を利用しての検査では、検出感度・特異度共に変わりがありません。


全血を使用すると赤血球の赤色の色調によって偽陽性反応の出現率が高くなる傾向が見られます。


【まとめ】


1.第3世代のHIV抗体検査は、不安な行為から12週(84日)で受けること。


2.30~60日で受けて陰性であっても、再度不安な行為から12週(84日)で受けること。


3.陽性となっても確認検査で陽性とならない限り、本当にHIVの感染しているとは言えな

い。


4.判定時間の厳守しないと、ニセの陽性ラインが出現します。


5.コントロールラインに必ず赤のラインが出ている必要があります。

コントロールラインに必ず赤のラインが確認されないと、検査は正しく行われていないので再検査の必要があります。


2023年10月4日水曜日

HIV/AIDSを正しく認識しょう-7.HIV感染のタイムテーブルとは-

1.HIVに感染後5日間は、暗黒期(eclipse period:イクリプス ピリオド)と呼ばれどの検査法でも感染を証明することは不可能です。


※暗黒期(eclipse period:イクリプス ピリオド)とは、 細胞がウイルスに感染したにもかかわらず、子孫となるウイルスを合成するまで、ウイルスの存在が確認できない期間※


2.感染後6~8日においては、核酸増幅検査(リアルタイムPCR)で検出可能とされていますが、実際は11日以降に受けることで感染を見逃すことはありません。


3.感染後13~18日においては、HIV-1ウイルス蛋白(p24抗原)が検出可能となるりますが、その量が少ないと見逃す可能性が高いことから、感染後30~50日以内に受ければ見逃すことはありません。


※p24抗原は、HIV-1のカプシドの構造蛋白で、感染初期に検出され抗体陽転(seroconversion:セロコンバージョン)すると消失します※


※HIV抗体が産生される前比較的初期HIV感染を検出できます※


4.感染後20日でIgM抗体検出が可能となりますが、やはり血液中のIgM抗体が少ないと見逃してしまいます。


5.感染後30日でIgG抗体検出が可能となりますが、やはり血液中のIgG抗体が少ないと見逃してしまいます。


第四世代のHIVの簡易検査は、HIV-1の「構造蛋白」p24抗原とIgM、IgGの抗体検出可能とされていてp24が感染後13~18日からわかることからして、不安な行為から3週間経過していればほぼ判定可能と言われていますが、人によっては血液中のp24抗原とIgM、IgGの抗体の量が少ない場合偽陰性となってしまいます。


従って第四世代のHIVの簡易検査は不安な行為から30日以降に受ければ偽陰性は防止できます。


6.確認検査


HIVスクリーニング検査で陽性となった場合、HIV-1とHIV-2をWestern Blotting(WB:ウエスタンブロット)法で鑑別確認を行いますが、この検査は感度が悪いことから、核酸増幅検査(リアルタイムPCR)で陽性となった場合や抗原抗体検査の早い時期に陽性となった場合は、あまり役に立たない検査です。


早期に陽性となった場合は、核酸増幅検査(リアルタイムPCR)で確認検査を行います。


HIV-2とはHIV-1発見より数年後に発見されたウイルスで西アフリカに多く、HIV-2に感染してもAIDSはめったに発症しません(LTNPs : long-term non-progressorsと言います)。


HIV感染して5年後AIDSを発症しないのはHIV-1が67%、HIV-2は100%という調査結果があります。


HIV-2が特に多い地域は、象牙海岸、ブルキナファソ、ギニアビサウ、セネガル、ガンビアなどの西アフリカ諸国です。


HIV-2は核酸増幅検査(リアルタイムPCR)やp24抗原で見つけることは出来ず、抗体検査のみでしか検出できませんので、HIV-2の感染を疑った場合は、確認検査としてWB法を行います。


HIV-2抗体は感染後12週で検出可能となりますから、現在でもHIV抗体検査でしか見つけられません。


日本国内でのHIV-2感染者は数例しか見つかっていません。


※血液センターで実施しているNAT検査は、HIV-2を見つけることができます※ 

2023年10月2日月曜日

HIV/AIDSを正しく認識しょう-6.HIVの感染率は?-

その場の状況によって変わりますので一概に%で答えることは出来ませんが、感染推定確率を参考のために紹介しておきます。


輸 血 90%

静脈注射ドラッグ使用時の針の共有0.67%

医療現場での針刺し事故 0.3%

膣を使ったセックス(女性側) 0.1%

膣を使ったセックス(男性側) 0.05%

アナルセックス(受け入れ側) 0.5%

アナルセックス(挿入側) 0.067%

フェラチオ(受け入れ側) 0.01%

フェラチオ(挿入側) 0.005%

クンニンリングス(行為をする側) 0.001%

クンニンリングス(行為を受ける側) 0.005%以下

リミング(行為をする側) 0.001%以下

リミング(行為を受ける側) 0.0001%以下

キス 0.0001%以下

※ 注 意 ※

1.%は1回あたりの暴露(行為)で感染する可能性。

2.性行為・肛門性交・オーラルセックスはいずれもコンドームを使わない場合。

3.この推定確率の計算は、国内外の情報を基に血液の鉄人が作成したものですから、100%正しいとは限りませんので、参考数値としてご理解下さい。 

2023年9月30日土曜日

HIV/AIDSを正しく認識しょうー5."いきなりエイズ"にならないためには??!!-

【 "いきなりエイズ"の現状】

相変わらず"いきなりエイズ"は、毎年多く発生しています。

"いきなりエイズ"は毎年400件以上(新規HIV報告数の約30%)も報告されているのが現実です。

【"いきなりエイズ"にならないためにはどうすればよいのか】

1.不安な行為から2~3週間前後で39℃以上の高熱とともに、体全身にくまなく出る赤色の発疹、全身のリンパ腺が左右対称に腫れるという 症状が現れることによってHIV感染による初期症状(急性HIV感染症)が疑われますから、すぐにリアルタイムPCR検査を受ける必要があります。

※この時期は血液中にはHIV検査で見つかるHIV抗体やHIV-1の抗原の量が少ないことから、HIV抗体検査や抗原抗体検査は陰性となってしまいますから、 必ずリアルタイムPCR検査を受ける必要があります※

※しかしこれらの症状が現れてもHIVに感染しているとは即断できません、なぜなら麻疹、伝染性単核球症、デング熱、薬疹などもHIV感染による 初期症状と似たような症状を呈するからです※

あくまでもHIV検査と確認検査が陽性にならないとHIVに感染しているとは言えません。

この時期検査を得ける際の最も大切なことは、リアルタイムPCR検査で判定する必要があるということです。

2.梅毒トレポネーマの感染を繰り返している、遺伝子型AのB型肝炎ウイルス感染があり慢性化している、性行為でC型肝炎 ウイルスに感染している、3回以上の帯状疱疹または汎発性帯状疱疹の感染があった、尖圭コンジローマが治らない、 性器ヘルペスの再発が頻回に起こるなどの訴えのある場合はHIVを疑いHIV検査を受ける必要があります。

3.下痢、リンパ節の腫脹、急激な体重減少、ほぼ全身の関節痛などが、長期間続いている場合はHIV感染を疑う必要があります。

結論としてはいきなりエイズを見つけるには、積極的にその時期に適した検査法を選択して受けることしか方法はありません。

【HIVの感染は症状からはまず分からない】

よく症状や体調の変化でHIV感染の判断をしてほしいという依頼をされますが、症状や体調の変化でHIV感染の判断はまずできません。

なぜならHIV感染の時と同じ症状を起こす病気は多くあるからです。

また、HIVに感染しても全く初期症状のない人や極めて短い時期に軽い症状しか出ない人もありますから症状や体調の変化でHIV感染の 判断は出来ないと理解しておいて下さい。

初期症状の出ている早期にHIV感染の判断をできる検査は、リアルタイムPCR検査だけです。

【"いきなりエイズ"にならないためには!!】

"いきなりエイズ"にならないためには、不安な行為をしてしまったときには必ず早期に適切なHIV検査を受けるしか方法はないということです。

未だに多くの人が検査を受けずに早期発見を出来ずに、体調不良で受診して初めてHIV感染を指摘された時にはすでにエイズ を発症してしまっている("いきなりエイズ")人が多くいることは残念としか言えません。

不幸にもHIVに感染しても、早期発見・早期治療を行えばエイズを発症することなく一般の人と同様な生活をおくれるようになってきています。


しかし"いきなりエイズ"になってしまってからでは、抗HIV薬の効き目も思わしくないことから、い"きなりエイズ"になる前の治療が必要となります。


HIV/AIDSを正しく認識しょう-18.HIV感染による初期症状について-

【いつ頃現れるのか】 HIVに感染してから通常2~6週以内に現れます。 【HIVに感染した人全てに現れるのか】 感染した人の約半数から2/3に、これらの症状が起こることがあります。  全ての感染者にこのような症状が現れるとは限りませんし、全く症状の現れない人もあります。 【初期症...